【孤独な50代へ】「無心」の力が最強のストレスケアになる!心を支えたお弁当哲学とサウナ・水風呂の秘密

お弁当哲学(仕組みと実践)

孤独という最大の敵

単身赴任中のみなさん、今日もお疲れさまです。60歳のあまべんです。
第1話では健康不安を取り上げました。もう一つ、50代の単身赴任で重くのしかかるのが孤独感と精神的な負担。家族と離れて暮らす長期戦では、物理的な距離がそのまま心の距離になりやすい。「誰もいない部屋」「叱られる恐怖」「自信のなさ」が重なると、心は簡単に荒れます。
新部署で知人ゼロ・経験ゼロだった頃の私は、まさに毎日が針のむしろ。帰宅しても沈黙だけが広がり、現実逃避に傾きかけていました。そこから引き返すきっかけになったのが、お弁当哲学でした。

お弁当作りが心の安定に効いた理由

結論から言います。効いたのは、朝の40分が「無心の集中時間」になったからです。
ここでいう“無心”はリラックスとは違います。決めた作業を時間内に終わらせる適度な緊張と、火加減に全集中することで、将来の不安や過去の後悔、他人の評価といった“雑音”が入り込む余地をなくすこと。いわば動く瞑想です。

7–12–10の火加減リズム

40分は、火加減のリズムで刻みます。見るのはタイマーではなく炎の表情、そして音・匂い・手触り

  • 強火7分(立ち上げ):鍋で炊飯を開始。同時にグリルで冷凍ミンチカツ、小鍋でファイトケミカルスープの冷凍キューブを緩め、卵焼き器を温めて一層目を流す。さらに翌朝用のお米を計量し、ここで浸水を開始(浸水が要るので最優先)。
  • 極弱火12分(整える):炊飯を極弱火へ。出汁巻きを巻いて半分に切る、作り置き冷凍おかずを3品アルミで覆って自然解凍、水筒準備、ミンチカツを返す。匂いと湯気で微調整。
  • 蒸らし10分(仕上げ):ご飯を十字に切り返して10分蒸らし、海苔→ご飯→ふりかけ・梅or明太→ご飯→海苔で詰める。余りご飯はおにぎりにして海苔を巻き、アルミホイルに包んで準備完了。

ここで夜の三点セットを必ず仕込みます。

  1. 朝の余りご飯でおにぎり
  2. 出汁巻き卵の半分
  3. 冷凍の豚肉を朝に冷蔵へ移す
    この3つが冷蔵庫にあるだけで、帰宅時に勿体ない精神が働き、外食に流れにくくなる。結果、夜の外食は限りなくゼロに近づきました
    ※浸水した翌朝用のお米は、加熱が落ち着いた約2時間後に水切り→冷蔵。前日に、翌朝最初にする炊飯の段取りをあらかじめ作っておきます。

せやから私は今でも電子ジャーではなく鍋で炊きます。失敗する日もある。でも、火を見つめ、音と匂いで刻むこの時間こそが、心を整えるマントラやから。

なぜ、職場で「輪に入らなくても」平気になれたか

単身赴任先では、地域にも職場にも馴染めないことがあります。以前の私なら「責任者なんだから輪に入らないと」「嫌われてるのでは」と焦り、さらに消耗していたはずです。
今は違います。評価の軸を“他人”から“自分の仕組みが回ったか”に置き直したからです。
毎朝の無心の集中時間をやり切る → 「今日も出来た」が積み重なる → 自己肯定感の土台ができる。昼の休憩室で10分だけ静かに食べて席を立つ。それでいい。無理に馴染もうとして余計なストレスを増やさない。
X(旧Twitter)でも「出来た」を淡々と記録しています。自分の世界を守ることが、結局いちばん折れない。

もう一枚の支え――サウナと水風呂

仕組みだけで心が折れそうな日も、もちろんある。そんな時の補助輪がサウナと水風呂でした。
熱い/冷たいという強い体感に全集中している間、雑念は入り込めない。朝の40分が動く瞑想なら、サウナ・水風呂は強制リセット装置。この二枚看板で、心の破綻を避けて強制的にリセットする装置として機能してくれました。

破綻しないための設計思想

過去に投機や借金でつまずき、
「成功より、まず破綻しないこと」 の大切さを痛感しました。

朝の40分、夜の三点セット、週末の仕込み、食後すぐの後片付け——どれも小さな規律です。
けれど、この小さな歯車が噛み合うと、孤独のざわつきは静まり、無駄な出費も減り、生活リズムが戻ってくる。

大それた目標はいりません。
のらりくらりでも逃げ切る力を育てる設計 のほうが、50代には効く。
私はそう実感しています。

お弁当作りは、私たち50代が心を整えるための “心の地図” そのものです。
このルーティンが、心の平穏と「もう浪費に戻らない」という自信を生み、
結果として老後の不安まで静かに和らげてくれました。

もし今、孤独やメンタルの揺れに押されている単身赴任者の方がいれば、
まずは“無心の時間”から始めてみてください。
大きなことはいりません。
「今日の小さな出来た」 が心の支えになります。

夜の三点セット(おにぎり・出汁巻き半分・冷凍豚肉)

まずは小さく始める

今日できるのは、たとえば次の3つです。

  • 今夜の後片付けを “即” で終える(明日の無心を汚さない防御)
  • 明朝の米を計量して、浸水だけでも仕込む
  • 夜の三点セット(おにぎり・出し巻き半分・豚肉)を置いて出勤する

「出来た」 を一つ積むたび、心は少し軽くなる。
続けやすい仕組みで、孤独に飲まれない土台を作りましょう。


🔜 次回予告:第3話 ― 家庭との関係維持

第2話では、孤独や精神的負担を「無心の集中時間」と仕組みで整える話をしました。
次回は、積立NISAがどう家庭円満の秘訣になったか をお話しします。
離れて暮らしていても、家族の笑顔を守るための設計です。

帰省のたびに気づくのは、
離れて暮らしているからこそ、大事なことが見えてくるという事実。

私はこの気づきを「ごちそう貯金」という形にしました。

妻には、帰省した時ぐらいは 家事から解放されてほしい
子どもには、私と同じで 外で好きなものをお腹いっぱい食べてほしい
——そんな想いを“仕組み化”したら、
家族全員がウインウインになったんです。

私の場合の仕組みはこうです👇
外食したつもり貯金 − 積立NISA = ごちそう貯金

単身赴任の距離を、“寂しさ”ではなく “楽しみ” に変える方法。
これこそが、私の家庭笑顔の土台になりました。

詳しくは第3話で。
離れているからこそ、家族の距離は心がけ次第で、一緒にいる以上に静かに縮まることを知りました。


おわりに

お弁当は自己管理の鏡です。
映えなくていい。
映えん、でも折れん、焦らん、盛らん。
自分のために作った弁当は綺麗じゃないけれど、ちゃんと旨い。
そして何より、心をまっすぐ前に戻してくれる。


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40分の無心、夜の三点セット、そして 「今日も出来た」 の積み重ね。
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