「違和感」の正体と、ここからの助走。— 終わりが見えた2月の記録

月報
地方研修から帰ってきて、気がついたら「終わりの準備」が始まっていた。

「内示」という名の号砲が鳴りました。

2026年2月。この月は、単なる「年度末の前月」ではありませんでした。
6年間に及ぶ単身赴任生活の「終わりの始まり」であり、そして、会社員としての自分とは別の、「表現者」としての自分が動き出した月でした。


【月次レビュー】2026年2月 — 非日常と日常のあいだで


今月のハイライト:地方研修と「違和感」の正体

2月中旬、新人たちと共に挑んだ地方での研修旅行。
現地の食、文化、そして新人たちの成長。現場としては手応えのある研修でした。

しかし、同時に一つの「違和感」がずっと消えませんでした。

「求められている役割が、私の守備範囲から離れていっている」

これはネガティブな話ではありません。
ここが自分の守備範囲の端っこや、と肌で感じた。ただ、それだけのことでした。

でも、その「ここまでや」という感覚が、逆にすっきりしたのも事実です。
残りの時間で何を置き土産にできるか。気持ちが自然とそちらに向かいました。


今月の「布石」:帰省で動いたこと

2月下旬の帰省は、いつもの帰省とはちょっと違いました。
「もうすぐ帰ってくる父親」として帰る帰省だったからです。

年金事務所で繰り上げ受給の相談をし、家に帰って嫁と4月以降の生活費の話をしました。
給料が半分以上減ることはわかっていた。でも、実際に嫁の前で数字を並べると、「貯金ができなくなるだけの話」と割り切れた自分がいました。

単身赴任が私の将来を救った、と思えた瞬間でした。

ちなみに、帰省中は毎日外食。ごちそう貯金を使い切って帰る気満々で、家族揃って飲み放題でほろ酔いになり、「家に帰ってきたら何か食べたい」というオチ付き(笑)。

それと、3年間お世話になったChatGPTの契約を解除しました。
これも一つの「卒業」やったんかもしれません。


今月の「決断」:Kindle出版への助走

研修から戻り、AIと共に、これまでのブログ記事から「金言」を抽出する作業に没頭しました。

出てきた言葉は60以上。

「映えん、でも折れん。」
「笑って天井を眺める人生にせえ」

それらを並べた時、確信しました。
これは単なるブログ記事の切り抜きやない。同じように孤独と戦う誰かのための「処方箋」にできたらええな、と。

出版そのものは3月1日。でも、2月のこの作業がなかったら、あの日に間に合うことは絶対になかった。
走り出す前の「助走」。2月はそういう月でした。


今月の「旨い」:ベスト・オブ・弁当

今月のベストは、研修から戻った翌朝のお弁当です。

数日間、弁当を作れない日が続いた後のキッチン。
無心に還り、ご飯を炊き、だし巻き卵を焼き、冷凍庫のストックを取り出す。
その一連の動作が、浮ついた気持ちをすっと地面に繋ぎ止めてくれました。

「帰る場所は、ここにある」。

派手な非日常よりも、このいつもと変わらない弁当箱の中に、自分の軸があると再確認できた一食でした。


今月の「殴り書き」:AIとの融合

「AIを学べば学ぶほど手が動かんようになる。何でやろな?」
(2月24日、ねーさんへの日報より)

帰省中にAIのYouTube動画ばかり見ていて、気がついたらこの言葉が出てきました。

知識が増えれば増えるほど、「もっと効率よくやれるんちゃうか」と手が止まる。
でも結局、答えはいつも同じでした。

「自動化」に憧れるんやなくて、中指一本でキーボードをたたく自分をAIに助けてもらう。

ブログ記事を整理し、アドセンスの再申請を準備し、サーバーの設定をする。
地味な作業の積み重ね。弁当と同じで、毎日の「小さな出来た」を重ねるしかない。
そう改めて自分に言い聞かせた月でもありました。


これから(3月へ)

2月末、ついに正式な内示が出ました。
単身赴任の終わりと地元への帰還。

3月は、6年間の「店仕舞い」の月になります。
家の中を片付け、荷物を整理し、段ボールを詰める。
確定申告を終わらせ、粗大ごみの手配をし、最後にもう一度思い出の味を食べに行く。

最後の日まで、「あまべんらしく」のらりくらりと、でも着実に。
カウントダウンが始まります。

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